2013年9月10日火曜日

常葉学園に対する大学オンブズマンの申し入れ経緯について

常葉学園に対する大学オンブズマンの申し入れの経過
201325日  学校法人常葉学園への「申し入れ」郵送(第1回)
2013218日  学校法人常葉学園への「申し入れ」郵送(第2回)
2013318日  学校法人常葉学園に対する「通告書」を手交(学園本部)
201381    学校法人常葉学園への「警告」郵送

当オンブズマンでは、常葉学園理事長に対しこれまで4度の正式要請等を行った。常葉学園から当オンブズマンに対し現在までのところ一切の回答がない。学校法人常葉学園は国民の血税・公金が投入され、高い透明性が求められる公益法人であり、特に公的補助金の問題に関して、税の支払い手である市民に対し説明責任を十分に果たす必要がある。

2013年8月23日金曜日

静岡市内で集会を行います

アイセル21(静岡市内)、4階研修室において、大学オンブズマン集会、巻口先生を支援する全国連絡会を開催します。13時半より。

<内容>
13:30~「大学オンブズマン・巻口先生を支援する全国連絡会」
    設立記念シンポジウム
テーマ;「巻口先生に聞く!」

話し手;巻口勇一郎(常葉大学短期大学部准教授)
聞き手;①井上千一(大学評価学会理事、大阪人間科学大学教授)
      ②小林清治(京都自由大学副理事長、大阪大学准教授)
      ③重本直利(元国庫助成全国私立大学教授会連合高等教育政策委員会委員長、龍谷大学教授)

司会;細川孝(大学オンブズマン代表理事、龍谷大学教授)
15:15~休憩
15:30~「大学オンブズマン・巻口先生を支援する全国連絡会」設立総会
17:00 総会終了

2013年4月10日水曜日

朝日新聞出版アエラに、『「身代わり授業」の波紋-常葉学園で補助金不正受給か』、の記事が掲載され、報道されました。

「身代わり授業」の波紋-常葉学園で補助金不正受給か
常葉大学短期大学部(=旧常葉学園短期大学)、(私学経常費)補助金不正受給疑惑、文部科学省(高等教育局)
AERA(2013/04/15), 頁:57 (朝日新聞出版)
http://www.fujisan.co.jp/zasshi-kensaku.asp?sid=925859&q=%8Aw%89%80

AERA 2013年4月15日号
定価:380円(税込)
表紙:櫻井 翔●歌手・俳優
発売日:2013年4月8日
2013年4月15日号

●大学オンブズマンでは、公益法人としての大学の運営に関心をもち、常葉学園の報道記事において、「大学全体の改革」が重要であり急務の課題であるという意見を提示しています。

2013年2月6日水曜日

設立目的


大学オンブズマン設立目的(趣旨)


 1990年代以降の高等教育における規制緩和や、国公立大学及び研究機関の独立行政法人化などの構造改革路線のもと、大学運営(ガバナンス)の公正性・健全性が問われる事態が相次いでいます。

 多くの大学で解雇や配置転換、授業担当はずしなどの権利侵害がおこっており、裁判に持ち込まれたものも少なくありません。私立大学においては競争主義的な大学経営によって、学部・学科改組の際に、コンプライアンス上の問題や権利侵害を生じさせるといった問題事例が多発しています。国立大学では法人化にともない、トップダウンが常態化し、学問の自由とこれに基礎づけられた大学の自治の形骸化が生じています。また、任期制や「評価」制度などを通じて、大学運営(ガバナンス)の公正性・健全性はいっそう損なわれています。高等教育政策は、市場原理にもとづき大学淘汰を促進するものとなっています。

 このような状況のもとで、大学運営(ガバナンス)の公正性・健全性の確保を求めることが、日本の大学の未来を創っていくうえで重要な課題となっています。そこで、わたしたちは、市民的な立場から、大学運営(ガバナンス)における不正や違法行為等を調査し改善の勧告を行い、さらに大学関係者(学生、教職員など)の諸権利の擁護のために公的機関を含む関係機関に申し立てや提言を行うことに本格的に取り組んでいきたいと考えるものです。

すでに事態の改善に向けての様々な取り組みがおこなわれていますが、相互の情報交換と交流支援の必要性が求められています。以上のようなことから、ここに大学オンブズマンを設立し、大学運営(ガバナンス)の公正性・健全性を実現する取り組みを進めていきます。

201322

規約、連絡先




大学オンブズマン規定

                             201322日施行

                           

(名称)

第1条  本会は大学オンブズマンと称する。

(目的)

第2条  本会の目的は以下とする。

  イ 大学運営(ガバナンス)の公正性・健全性を実現する。

  ロ 大学関係者(学生、教職員など)の諸権利を擁護する。

  ハ 関連する国内外の諸団体・機関との協力関係を促進する。

(活動)

第3条  本会の主な活動は次のとおりである。

  イ 大学運営(ガバナンス)における不正や違法行為等を調査し改善の勧告を行う。

  ロ 大学関係者(学生、教職員など)の諸権利の擁護のために公的機関を含む関係機関に申し立てや提言を行う。

ハ 大学運営(ガバナンス)に関する広報活動を推進するため出版等の事業を行う。

  ニ 大学運営(ガバナンス)に関する見解を発表する。

  ホ その他本会の目的を達成するために適当と認められる活動を行う。

(組織)

第4条  本会は大学運営(ガバナンス)の公正性・健全性に関心を有する者をもって組織する。本会は会員をもって構成する。入会は理事1名の推薦による理事会承認による。

第5条 本会の執行部として理事会を構成する。

第6条 理事は会員総会における出席会員によって会員の中から選出し任期は2年とする。

第7条  理事会は以下で構成する。理事はいずれも本会を代表する(代表理事とする)。

     理事             310

第8条 事務局は、理事会の下におき、担当理事をおく。         

(会計)

第9条 会計は理事会の責任において行う。会計年度は毎年度11日~1231日とする。

(規定改正)

10  本規定の改正は会員総会で行う。


《内規》

  所在地は、600-8458京都市下京区油小路通松原下る樋口町308 京都社会文化センター内におく。

2 会費なし。財政は会員のカンパ金等による。

3 理事会の承認によって顧問若干名をおくことができる。


以上規約


<連絡先> ご相談はこちらまでお願いします。

大学オンブズマン 事務所

 〒600-8458 京都市下京区油小路通り松原下る樋口町308 京都社会文化センター内

 電話:0757416051

e-mail: uniomb1@gmail.com